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2023年06月10日
クラックの原因と補修すべき目安を解説します!
外壁のクラック(=ひび割れ)が気になっているけれども、そのまま放置している方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような状況の方、大変危険です。
なぜなら、補修を怠ることで、「雨漏り」、「建物の耐久性が減少」、「カビやシロアリの発生」が起きやすくなるからです。
今回は、クラックの原因とクラックの補修を決定する判断基準について紹介します。
□クラックができる原因とは?
*クラックができる4つの原因を紹介!
原因として、乾燥、経年劣化、揺れ、材料の馴染みが悪い、ことが挙げられます。
外壁が「乾燥」することで、表面を覆っている塗膜(乾燥して固まった塗料が膜状になったもの)に、クラックが生じやすくなります。
特に、モルタルやコンクリートなどの水を使用した外壁材で生じやすい現象です。
長い間、紫外線に晒されてきたために、サイディングボードやタイルなどのつなぎ目をふさぐ目地、また外壁の塗料で「経年劣化」が生じやすくなります。
また、サイディングボードを止めているくぎの止め方の不具合からもひび割れは生じますので、気を付けましょう。
地震等の「揺れ」に、コンクリート、モルタル、タイルなどの外壁材やサイディングボードやタイルなどのつなぎ目を防ぐ目地が、耐えきれない場合があります。
そのような場合でも、外壁や床などにひび割れが生じるでしょう。
「材料の馴染みが悪い」のも、クラックが起こる原因です。
モルタルを一度乾いてしまった部分に再度塗ることで、うまく馴染めず、ひび割れが起こりやすくなります。
さらに、塩化ビニール系素材とモルタルのように馴染みが悪い材料を使用した場合にも、同じことがいえるでしょう。
□補修するべきクラックの目安とは?
判断基準は、「クラックの太さ」です。
名刺が入らないようなヘアクラック程度の細いひび割れしか生じていない場合は、補修しなくても良いです。
なぜなら、上部の塗膜や外壁素地の表面のみにクラックが生じている場合がほとんどで、外壁の致命的な部分まで達していないからです。
しかし、名刺がクラックの中にすっぽりと入った場合は、外壁の致命的な部分にまでひび割れが達している可能性があるので、見つけ次第すぐに補修しましょう。
□まとめ
乾燥、経年劣化、揺れ、材料の馴染みが悪いことが原因で、外壁のクラックは発生します。
また、名刺がひび割れの中に入るかどうかを確認したうえで、塗装会社にリフォームを依頼するか決めましょう。
当社では、外壁リフォームのプロが集結しているため、外壁の塗装のみならず、お住まいの素材や劣化状況に合わせた塗装やメンテナンスを提案しております。
これを機会に、当社での外壁リフォームを検討されてみてはいかがでしょうか。