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岡山市北区塗装工事前の建物調査

外壁の診断は一般のお客様でも常日頃から劣化を見ることができますよね。
でもやはり見た目が綺麗だから大丈夫。などと思っている方もおおいのではないでしょうか?
診断と言うのは見ているとただ建物を目で見て何となく判断しているように見えちゃいますよね。ちがうんです。ただ見ているだけに見えますが実は建材の歪みや隙間やひび割れの大きさ、ひび割れの方向など、その他たくさん調べています。
ですので「うちはまだキレイだから大丈夫」と思っている方、注意が必要ですよー。
やはり築10年くらいを目安に点検をされた方が良いです。
また、屋根に関しては基本一般の方は遠目から見るだけしかできませんし見るポイントなどもたくさんあります。
特に屋根は日ごろじっくりとみれない所ですので専門業者の方に点検してもらいましょう。
そしてこちらはご契約いただいて屋根の上で再度細かい点検をしています。
屋根の瓦が痛んでいます。いいタイミングでの塗装だと思います。
スレート瓦の劣化
その他、板金部分(棟板金)を固定している釘が抜けてきている所を発見しました。
屋根板金の釘抜け
この様な箇所は塗装だけでは治りません!釘を抜いて新しい釘かビスに交換が必要です。
しかしこのまま塗装してしまう事が多いこの業界です。ですので診断でしっかりと皆様も状況を把握しておく必要があります。
ここのアパートはそれ以外にも破風と呼ばれる部位の板金が剥がれて今にも風で飛ばされそうな状況でした。
破風板の剥がれ
破風が外れている。
破風板の剥がれ
残り3カ所の釘だけで留まっている。
破風板の剥がれ
中に水が浸入して木が腐っている。
これが突風などで飛んでいくと恐怖ですよね。。。
ご近所の家や車にあたったり、ましてや人に当たると命に係わる大惨事につながります。
最近台風が多いので早期発見でした。(見た目は末期ですが笑)
この様な事が見えない部分でおきていますのでやはり築10年過ぎたら点検や診断をお勧めします。