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2023年06月03日
外壁と屋根の色はどう選べば良い?選び方のコツを解説します。
外壁と屋根の色の選び方は、住宅全体の印象を左右します。
そのため、色の組み合わせは慎重に行う必要があります。
もし、色の組み合わせを間違えると住宅のイメージが崩れた残念な外観になってしまいます。
今回は、外壁と屋根の色の選び方のコツと注意点について解説します。
□外壁と屋根の色選びのコツとは?
1.理想のイメージを固める
まずは、外観のコンセプトを決めましょう。
住宅のコンセプトが決まればそのイメージに合わせた色を選びやすくなります。
「モダン」「ナチュラル」「シック」のようなコンセプトを決めてからインターネットで理想のデザインに近い住宅の画像を探すと良いでしょう。
2.周囲の住宅と雰囲気を合わせる
外観において周囲に溶け込めるかどうかは重要なポイントです。
周囲の住宅とかけ離れた色使いをしてしまうと統一感のない浮いた印象を与えます。
外壁と屋根の色を決める際は、周囲の住宅の雰囲気も考慮しましょう。
3.色見本は大きい面積で確認する
色には面積効果というものが影響します。
面積効果とは、面積が大きいほど明るい色は明るく、暗い色は暗く見える現象のことです。
外壁や屋根はとても広範囲に色を使用するので、理想の色を選ぶためにはなるべく大きい色見本で確認することをおすすめします。
4.屋外で色を確認する
色見本は太陽光が当たる屋外と照明だけの屋内とでは色の見え方が異なります。
外壁や屋根は太陽光に当たった状態であることが多いので、必ず太陽光の下で色を確認するようにしましょう。
また、夜間も昼間とは違った色の見え方になるので、夜間の色の見え方も確認できるとより良いです。
□控えた方がいい色の組み合わせとは?
*劣化速度に差がある色を組み合わせる
外壁や屋根は基本的に塗装してから10~15年は塗り替えをしないので、劣化速度に差がある色を組み合わせると劣化の速い色が目立ってしまいます。
劣化の速い色は「赤」「黄」「紫」で、劣化の遅い色は「白」「黒」「青」です。
紫外線の波長の影響で赤や黄色に近い色は色落ちしやすく、白や黒に近い色は色落ちしにくいです。
その中でも濃い色は色落ちした際、劣化が目立ちやすいのでその点も考慮してください。
*使う色を4色以上にする
外壁だけで3色以上使ってしまうと、全体のバランスをとるのが非常に難しいです。
基本的には屋根と外壁で4色以内に収まるようにしましょう。
□まとめ
外壁と屋根の色を選ぶ際は、なるべく大きい色見本で朝昼晩の色の見え方を確認しておきましょう。
また、周囲の住宅に馴染みやすい色選びをおすすめします。
色の組み合わせは外壁と屋根で4色以内に抑えて、劣化速度が同じくらいの色を選ぶことがおすすめです。
外壁や屋根の色選びにお悩みの方は当社までぜひ、ご相談ください。